体調が悪いときは・・・ [一般]
どうも体調が思わしくないときは、食欲もないものです。そんな場合に、栄養をとって元気になろうと考える人が大半だと思います。
しかし、酵素栄養学の立場からは逆効果。体調が悪いときには、無理して食べない方が良いのです。
その理由は、消化の負担が重いから。食べ物を消化するには多くの消化酵素を必要とします。本来は体調を回復させるために酵素を使いたいのですが、消化にたくさんの酵素を取られてしまっては、体調の回復が遅れます。
従って、体調が悪いときには無理して食べないのが正解なのです。食欲がなくなるのは、消化に酵素を取られたくないという体の反応です。
どうしても栄養を補給したい場合は、消化しやすいジュースなどの形で補給するとよいですね。どちらにしても、水分は必要なので。
体内の重金属を排泄させる [一般]
現代の日本人は、ほとんどの人の体内に様々な重金属が蓄積しています。水銀、砒素、カドミウム、アルミニウム、・・・、もちろん毒です。
体内の重金属を排泄させるのに効果的なのが、ケイ素です。特に、水に溶解している水溶性ケイ素が好都合です。体内に浸透しやすいからですね。
ケイ素というのは食物繊維の主要成分でもあります。「食物繊維」からイメージされるように、ケイ素は吸着力に優れています。だから、様々な重金属を排泄させることができるわけです。
ちなみに、前回紹介した重金属の検査ですが、尿を調べる方法もあるそうです。何もしていないときの尿と、水溶性ケイ素を飲んだ後の尿を比較し、どういう重金属が出たかを調べるのだそうです。
体内に蓄積する重金属 [一般]
ちょっとショッキングですが・・・
体に有害な重金属類が蓄積していない人はほとんどいないそうです。歯の詰め物(水銀を含む金属)や水道水、食べ物などから体内に取り込まれると言います。
一般的に多く蓄積されるのは、水銀、砒素、カドミウム、アルミニウムなど。
自分の体に蓄積されている重金属を知りたい場合は、毛髪検査を受ければ詳しい分析結果がわかります。例えば、NaturalWebを参照してみてください。
体内の重金属をデトックスすると、体調が良くなり、世界が変るんだそうです。(私は未経験ですが・・・)
ストレスについて [一般]
慢性的なストレスが体によくない事は誰でも知っているでしょう。たとえば、ストレスは大量の活性酸素を発生させます。活性酸素は細胞を傷つけ、しかもそれがどんどん周囲に広がっていきます。最悪の場合にはガンなどを引き起こします。
また、ストレスがあると体脂肪を溜め込むように体が反応します。体脂肪は過剰にあると、成人病のリスクが高まりますね。
現代社会においてストレスを無くす事は非常に難しいことでしょう。ただ、減らすことはできます。いろいろ工夫して、ストレスの解消を生活サイクルに組み込みましょう。
個人的に気に入っているのが、自律訓練法などの自己暗示によってリラックスすることです。自分でも気づかないうちに、体に力が入っていることが多いんですね。自律訓練法から瞑想に入ると、体の力が抜けてリラックスでき、とても気持ちがよいのです。ストレスの解消に役立ちますので、お勧めです。
腹六分目と長寿遺伝子とレスベラトロール [一般]
最近、若返り・アンチエイジング関係で、「食べ過ぎないこと」の重要性が指摘されていますね。
腹いっぱい食べないこと。腹八分目でもまだ多く、腹六分目が良いという説もあります。
実は、人間には長寿遺伝子なるものがあります。サーチュインとも言われます。普段は活動を停止していますが、空腹になると何故か動き出し、細胞の死滅を抑制したりするといいます。
この長寿遺伝子の性質や働きが、空腹の方が健康維持や若返りに観点から良いという大きな根拠になっています。
ところで、空腹にならなくても長寿遺伝子のスイッチをオンにする物質があります。レスベラトロールと言い、ポリフェノールの一種です。
ダイエット用の酵素ドリンクでファイトピュアザイムというのがありますが、これにはレスベラトロールが含まれています。
酵素ドリンクは、ファスティングで食事の置き換えとして飲まれるのが一般的です。ファスティング時にファイトピュアザイムを飲めば、空腹とレスベラトロールのWで若返りがはかれるわけですね。
活性酸素と老化 [一般]
誰でも老化したくはありません。老化をゼロにすることはできなくても、遅らせることはできます。機能の衰え、体力の衰え、肌の衰えなどを少しでも遅らせるには、どうしたらよいのでしょうか?
それは、老化を進める要因を遠ざけたり、その要因に対する対策を実行すればよいのです。
たとえば、老化を進める要因の代表的なものに活性酸素があります。反応性が高く、細胞を酸化させる力の強い物質です。
金属が酸化すると錆びますよね。それになぞらえて、「活性酸素は細胞を錆びつかせる」などと言われます。実際には、細胞がダメージを受け、それが広がっていくのです。その結果、老化が進むわけです。
活性酸素の発生要因はいろいろあります。
■ 紫外線
■ 喫煙
■ ストレス
■ 腸内環境の悪化(悪玉菌の増殖)
■ 激しい運動
■ 大気汚染
■ 睡眠不足などの乱れた生活習慣
まずは、これらの要因を遠ざけることです。ただし、呼吸をしているだけで若干(呼吸の2~3%)の活性酸素は発生します。これはいたしかたありません。
また、活性酸素に対する対策としては、活性酸素を無害にする抗酸化作用を持った物質を摂取することが効果的です。
そのような物質(抗酸化物質)の例としては、ポリフェノールやビタミンC・Eが有名です。
「使わないこと」による痛み [一般]
筋肉や関節などは適度に使わないと痛くなることがあります。
筋肉が使わないと血行が悪くなり、老廃物の排出もされにくくなるので、こりや痛みなどが起こります。首痛・肩こりはその代表例です。
また、関節も使わないと可動範囲が狭くなって、痛みの原因となります。膝痛はその例です。
やはり日常的に体を動かすこと、そして筋肉量をある程度以上保つことが重要です。筋肉量が少ないと関節や骨に負担がかかって痛みが起きたりするからです。腰痛などはそのケースですね。
腰痛を予防するにはインナーマッスルを鍛えると効果的です。特に“天然のコルセット”とも呼ばれる腹横筋を鍛えるとよいです。
潜在意識と病気 [潜在意識系]
潜在意識について学んでいくと、「病は気から」というのは正しかったんだと思わざるを得ません。それは、次のような潜在意識の性質・特徴があるからです。
☆ 潜在意識は仮想的な事と現実の事を区別できない。
つまり、仮想的にイメージした事を現実だと認識し、その認識に一致するように体が無意識に反応してしまう、ということなのです。
よくスポーツ選手などが行なう習慣としてイメージトレーニングというのがありますよね。自分が最高のパフォーマンスを出してプレイしている姿をイメージするわけです。
このトレーニング法により実際に効果があることが確かめられていますが、これは体がイメージに合わせるように反応しているのです。
同様なことが健康状態や病気についても言えます。例えば、「胃の具合が変かな?」などと気にしていると、本来は悪くなくても本当に調子が悪くなります。
有名なプラシーボ効果も同じことですね。プラシーボ効果というのは、本来効果のない“にせ薬”でも、医者から良く効く薬だと説明されて飲むと、本当に効いてしまうという効果ですね。
プラシーボ効果の逆がノシーボ効果。悪い方に思い込みがあって、症状に出てしまうことです。ひどい場合には、自分が不治の病だと勝手に思いこみ、死んでしまうこともあるそうです。
便秘の害と解消 [一般]
便秘は健康に悪く、また老化も進んでしまいます。便秘の場合、まず間違いなく腸内の食べ物のカスは腐敗・発酵しています。その毒素が体にまわり、健康や美容面で悪い影響を及ぼすのです。
便秘の解消には、食物繊維を豊富に含んだ野菜や海藻をたくさん食べるのが有効です。生の野菜や海藻であれば、食物酵素も摂取できるので、消化不良とそれに伴う食べ物の腐敗・発酵を防止する効果も期待できます。
腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすという意味では、乳酸菌やビフィズス菌の補給も有効です。逆に、砂糖は悪玉菌の好物ですので控えた方が良いですね。
日頃の食事で野菜や海藻を十分に食べるのは意外とたいへんです。青汁などで補給するのも良い方法ですね。(青汁の中では、栄養素の豊富さとそれを壊さない加工法から、アビオスのベジパワープラスがお勧めです。)
食事面以外では、適度な運動も効果があります。
酵素の重要性を見直そう [一般]
私たちの体の中では、もの凄いたくさんの化学反応が起きており、そのお陰で生きていけるわけです。
そして、それらの化学反応を担っているのは、3,000種類以上あるとも言われる酵素なのです。
例えば、食べ物を消化するのも、栄養素ごとに決まっている酵素(消化酵素)です。あるいは、栄養を末端の細胞にまで送り届け、細胞の再生を担っているのも酵素(代謝酵素)です。
こうして見ると、人間が生きていられるのも酵素あってのことです。
ところで、現代人は酵素が慢性的に不足していると言われます。自分の体内で生産できる酵素の量は年齢とともに低下し、事実上、食物等から補わなければ必要量を維持できないのです。
ところが酵素は熱に弱いため、生野菜や果物から摂取するか酵素サプリを利用するしかないんですね。でも、そのようなことを意識している人は全体のなかの少数でしょう。
酵素が不足すると、老化が進むとか、体のいろいろな部位の調子が悪くなります。肌のトラブルから、癌のような病気まで、酵素は関係していると言われます。
21世紀は酵素治療が発展する世紀だという予想もあります。いま一度、自分の酵素摂取量について見直してみてはどうでしょうか。